Casestudy

導入事例

国産化学株式会社様

システム導入でSDS作成を効率化、多数の製品を少ない人員で対応。
増加する英語SDSの要望にも言語追加で対応可能に。

2016年3月 日本語サーバー版をご導入
2023年3月 日本語パーソナル版へご変更
2025年1月 英語版を追加

SDS作成支援ツールの導入を検討されたきっかけ

  • GHS Assistant導入以前にはツール利用はありませんでしたが、2016年頃にSDS提供の義務化に対応するため検討を始め、日本語サーバー版の導入を決定しました。
    いくつかのツールが候補にありましたが、GHS Assistantはあらかじめ準備されている警句・フレーズをチェックボックスで選択できるなど操作性が良かったです。
    また、作成したSDSが蓄積され、簡単に改訂できることも良かったです。
  • その後、サーバー版で複数IDを使うような運用がなく、サーバー版の利点を生かせていない状況となったため、予算削減しパーソナル版へ縮小しました。
  • 2025年頃、英語版SDSなど外国語の要望が増えてきたため、まずは英語版を追加しました。

SDS作成件数/月と作成担当者数

  1. 導入時のSDS作成件数/月と作成担当者数
    • MSDSの頃はシステムを利用していなかったため、担当者がかかりっきりで対応していました。
    • GHS Assistantの導入当初は、数万点ある製品に対して、メイン製品のSDS作成を進めました。担当人員は4名から2名に削減し、年間千件程度を作成。これでカタログ記載製品をほぼ網羅しました。
  2. 現在のSDS作成件数/月と作成担当者数
    • 現在はパーソナル版で70~80件/年。SDSの改訂がメインです。
    • 平均すると6~7件/月になりますが、波があり法規改訂の時期に合わせて件数が増加します。

現在特に活用している機能、使い方

  • 法規調査について、GHS Assistantでかなり正確な基本調査ができています。
    調査漏れがないよう、GHS AssistantとNITE-CHRIPでのダブルチェックを行っています。
  • SDS作成にかかる時間は新規作成と改訂で異なりますが、改訂の場合は、GHS AssistantとNITE-CHRIPでの調査を行うので半日程度かかることが多いです。
    新規で作るとなると、物性情報のチェックなども行うので1~2日程度です。

この4~5年で、顧客からの要望で変化を感じる事はありますか?

  • SDSの最新版が欲しいという要望が、ここのところ増えています。
    法規等の内容が変わっていれば改訂していますが、内容が変わらない場合でも日付のみの修正を求められることがあります。

導入の効果について

  • 法規に従ってSDSを提供できるようになり、現在はホームページからSDSをダウンロードできる仕組みにしています。
    他社に先駆けてこのような対応ができており、企業のイメージアップにもつながったと考えています。
  • また、SDS作成にかかる時間や人員を削減することができました。
    法規改正への対応が最近増加していますが、2名の現体制でこれにも対応できています。
Profile

お客様プロフィール

国産化学株式会社
企業名
国産化学株式会社
設立
1946年6月
所在地
東京都中央区日本橋本町3-1-3
ホームページ
http://www.kokusan-chem.co.jp/
業種
試験研究用試薬ならびに無機・有機化合物、医薬品原料、食品添加物、臨床検査薬原料および各種中間体などの製造・販売
ご利用のバージョン
パーソナル版
利用言語
日本語・英語

2016年よりGHS Assistant日本語サーバー版を導入。
導入時の担当者から変更しており、現在GHS Assistantパーソナル版 日本語・英語に変更している。
担当者は日々大量のSDS改訂に追われています。SDS新規作成も改訂にかかる時間と労力はGHS Assistantのおかげで激減した。導入効果は大きい。

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