株式会社九州ハイテック様
言語を追加契約し、翻案機能を活用することにより、
法規・規格が厳しくなりつつある外国向けSDSにも柔軟に対応。
2021年11月日本語パーソナル版をご導入。
2023年03月日英中パーソナル版へご変更。
SDS作成支援ツールの導入を検討されたきっかけ
- これまで社内でSDSを作成していたが、1件の作成に数日かかり、他業務と並行すると負担が大きかった。
- 材料の種類が多く、海外展開を見据えた業務効率化が必要だった。
- 専任者がおらず、SDS作成方法の正確性に不安があった。
- 混合物製品を扱うため、GHS分類判定の正確性にも疑問があった。
外国語追加契約を検討した背景
- もともと海外販売経路があり、英語翻訳は社内の社員が対応、中国語翻訳は外部委託していた。
- SDS作成量の増加により、英語・中国語ともに対応がキャパオーバーとなった。
SDS作成の目的
- 貿易・通関対応
- 自社製品の現場使用における使用者/作業者の安全証明
SDS作成件数/月と作成担当者数
- 導入時のSDS作成件数/月と作成担当者数
- 作成件数:3件/月
- 作成担当者数:3人
- 現在のSDS作成件数/月と作成担当者数
- 作成件数:10件/月
- 作成担当者数:1人
現在特に活用している機能、使い方
- 原料コード登録機能
- 原料として入手した製品が複数成分の混合物であることが多く、SDS作成が迅速に行えている。
- 翻案機能
- 英語・中国語のSDSを各国の区分に合わせて作成。
- 以前は規制が厳しくなかったが、近年は各国・地域の規格や法規に適合したSDSが必要になっている。
- GHS Assistantは法規と言語が一致するSDSと一致しないSDSの両方に対応可能で、非常に便利。
- 外国語1言語の追加契約で、柔軟に外国向けSDSを作成できる。
この4~5年で、顧客からの要望で変化を感じる事はありますか?
-
取引前に使用材料のSDS提出を求められることが増加した。
(施工業務で使用する材料の安全確認のため、事前にSDSが必要とされている。)
導入の効果について
- 社内ルールの見直し・整備
- 原料コードやSDS No.付与のルールを見直し、海外向けにも対応できるようにした。
- 作成時間の短縮
- 導入前:1件あたり数日
- 導入後:1件あたり約30分
- 時間短縮による効果
- 業務の合間に、より多くのSDSを作成することが可能になった。
- 複製機能を活用することで類似のSDS作成が簡単にでき、さらなる時間短縮に繋がっている。
- 導入によって得られたこと
- 作成依頼に迅速に対応できるようになった。
Profile
お客様プロフィール

- 企業名
- 株式会社九州ハイテック
- 設立
- 1995年7月
- 所在地
- 鹿児島県鹿児島市東開町15-5
- 業種
- 各種ハードコーティング剤の開発、製造、販売、ファインコートを用いた総合ビル管理、「ファインタイル」の製造・販売
- ご利用のバージョン
- パーソナル版
- 利用言語
- 日本語、英語、中国語
独自の「フロアコーティング」という床の表面加工技術で特許を取得しており、日本国内のみならず、世界6か国へ展開、国内トップシェアとなり、20期連続で売上拡大の成長企業です。
Implementation Record 導入実績
大手家具メーカー、大手小売店など、海外では中国や台湾、ニュージーランドなど6カ国で導入実績がございます。
ニッチな業界ながら世界規模でシェア拡大中です。